
「幸せを呼ぶ木」オリーブ。
オリーブを植えている時、
LOVE&PEACE
HAPPY&SMILE と願掛け気分で行う。
ここでは鉢植えにして歩車道沿いの入り口に4つ並べ、アップライトで照らすようにした。
グレーか黒かで迷った挙句のこの鉢は同じ四日市市にある輸入製造元の田中陶器さんにて購入したもの。
http://www.tanakatouki.com/
外植え用の鉢の種類に関しては豊富に取り揃えられているのでお勧め。
Read More >美容室である以上、たとえ市内の外れであってもSensualな建物を目指した。
美は細部に宿るわけで、仕草も体の先端部分の動きに目が行くわけで、
建物だって一番出っ張った部分に目が行くわけで、軒先をシュッと美しく仕上げるために
隠し雨樋という選択をした。
もちろん電線も地中埋設になっている。
そこで必ず聴こえてくるのは雨漏りの危険性やメンテナンスについてだ。
ノンノノンである。
普段は加齢臭のカタマリみたいな男だが、建物を引き渡した時に『喜ばせよう!』『感動させよう!』と想い想像を働かせた時は
俄然本領を発揮する。
よし!やるぞ!とアイニカモーゼ「here comes the hotstepper」流して、
んがんん? ってなるとバクダッドカフェのサントラに変更し、
更に迷宮入りすると音楽会の異端児 変り者と評されたエリック・サティー「ジムノペディ」を聴きながら、
『型にはまるんじゃない!』と天の声を聞くことで前に進めようとするのである。
ちなみにサティーは自身の音楽を『家具のような音楽』と言い残している。
客の邪魔にならない演奏、家具のように存在している音楽というのは重要なんだと。
話を戻して、内樋をつくるために軒先は垂木で伸ばせないため、間柱を挟み込んだ工法にしてある。
このことにより軒先の強度が倍となり、積雪による垂れの心配も不要である。
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綺麗で見栄えのする看板デザイン。
たどり着いた答えはH鋼の脚に白銀比に近い面。
しかし製作現場で目にした時に思った。
「立ち上がって動きそうじゃん・・・」
冗談はさておき、
社長からの提案で、ガルバを一枚貼りすることで継ぎ目を無くし、焼き付け塗装することに。
そして「日曜日の早朝だったら運んであげるよ」と、先輩の好意に甘え、設置に向かう。
素敵な看板に仕上がりました。
もう、ほんと感謝しかありません。
Read More >飲食店を別の業態に替える。
スケッチしては職人が作業する姿を思い描く。
頭の中で完成した建物に身をおいたとき、どれだけ自分が好きになれるか?
そんなこと繰り返してると朝方になってることもあるけど、なぜか笑えてくる。
ワッハッハーワッハッハー!(^^)
施主のご両親や、施主を子供の頃から知る方々と想いを交わす。
目に映る景色は特別なものじゃないけど、音や香りの違いを感じるとやっぱりそこは素敵な世界。
ご実家は日本三大民宿の1つ「美鈴」。
驚いたのはお料理や建物だけじゃない。
家族でも初々しい恋人に話しかけるような表情と息づかいがあったこと。
あっ、いや、やっぱり一番はお料理。
素材、技、心、その全てを感じられるお料理はそうそう出会えるもんじゃない。
とびきりの美味しさに驚く。
エスキスしてからイメージを膨らませ、えんぴつで描きまくる。
ちょっと残したいぞ!となるとペンを入れる。
雑だが、指先がバランスや収まりを調整している感覚。
頭の中では5年後の様子、10年後の様子を覗いている感覚。
そして自分を解放すると、掃除と洗濯がしたくなるという、わけのわからん感覚。笑
Read More >施主の前では気取って薪ストーブと言っています。でも頭の中では暖炉、そして襟裳岬が流れてる。♪
北の街ではもう 悲しみを暖炉で もやしはじめてるらしい
わけのわからないことで 悩んでいるうち おいぼれてしまうから
だまりとおした歳月を
ひろい集めて 暖めあおう
えりもの春は 何もない春です
君は二杯めだよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね
すててきてしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた夏のにおい
想い出して なつかしいね
えりもの春は 何もない春です
日々のくらしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう
いじけることだけが 生きることだと かいならしすぎたので 身構えながら 話すなんて
ああ おくびょうなんだよね
えりもの春は 何もない春です
寒い友だちが 訪ねてきたよ えんりょはいらないから 暖まってゆきなよ
作曲は吉田拓郎。
Read More >津市の現場では仕上げ作業。
日が沈むにつれ、ガレージの中が輝きだした。
凄く綺麗だなぁ~と、ご夫妻と職人に感謝の気持ちが沸いてくる。
この瞬間がたまらなく好きです。
最高のご褒美。(^^)
Read More >ジャズシンガーでもあるアンドリューの奥さん。
初めて生のジャズを聴いた。
演者それぞれが、自分以外のこの人を見せようとする音にゾクゾクした。
相手を引き出すことで、自分も全体も生きてくることを知って演じることは、当たり前なんだろうけど、やっぱり心に響いてきます。
それにしても最近悲しいニュースが続くなぁ~。
希林さんやKIDさんが亡くなられたことは本当に寂しい。(*_*)
Read More >夕暮れ、鮮明になる行灯の灯り。
静かに響く太鼓の音、余韻を残す鐘の音。
過去から現在、目に映る人やモノにも物語があるんだなぁ~と想いに耽る。
神社の境内に入り、クライマックス。
大太鼓を担がせてもらい、必死になって何度もブン回した。
「あの夏の日のこと」と、きっと思い返す一日。
Read More >公益法人岡田文化財団(イオン岡田卓也氏理事長)が運営する施設美術館。
イオングループがジャスコであったことは知る方も多いと思うのですが、ジャスコの前身は岡田屋という名前でした。
その創業の地、出身地が三重の北勢地域です。
第13回パラミタ陶芸大賞展が開催されていました。
全国の美術館、画廊、評論家の方々から「時代を代表する陶芸家」を推薦し、上位6名の作家をノミネートして会場に展示。来館者の投票により、大賞を決定するというものです。
2人の女性の作品に目と心を奪われました。
とっても繊細で弱くてデリケートな陶芸品を見ていると、「作りはじめたんだから、もう後へは引けないわよ!」と声が聴こえてくる。
強くてたくましい女性本来の姿がここにあると感じます。
凄くよかった。♪
心静かに響き、感動の余韻を与えてくれるすばらしい芸術品ばかりでした。
ありがとうございました。
Read More >近くて遠いとはこのことだなぁ~と、ようやくBANKO-archive-design-museumに行ってきました。
内田さんの作品は懐石の名店『呼月』や、『ギャラリーやまほん』をはじめ、さまざまなところで拝見してきましたが、
こちらは萬古焼を内田さんの視点で紐解いたミュージアムとのこと。
とても貴重な陶芸作品をはじめ、これ陶器?と目を疑るような作品、
戦前から戦後、そして現在に至るまでの萬古焼の大きなうねりのような産業としての背景を、
知ることができました。
しかし、それ以上にとても楽しみで見たかったもの・・・
それが11月28日まで開催されている企画展 「白いやきもの -こんなにあるんだ? 器ではない日用品の陶磁器-」展。
これがよかったぁ~。♪
内田さんがさまざまな国でこれまで集められてきた陶磁器というものがどういうモノなのか?
どういったフィルターで選ばれたものなのか?
凄く興味がありまして・・・(゜-゜)
まぁ、内田ファンなんだろな。僕は・・・。
中でもとびっきりのモノがありまして、それが『オランダのパイプ』 (-。-)y-゜゜゜
一目見てすぐに目を奪われました。
もうね、鳥肌モンですわ。(゜-゜)
『よくこんなものを、俺一人で独占して見てられるなぁ~。ルーベンスの絵を見たネロもこんな感じだったのか?
おいおい、パトラッシュと天国行っちゃうじゃねーか!』と、またバカな妄想をし始める俺。
先に進むも、2度3度と戻っては『うわぁ~ いいじゃんいいじゃん!』と、魅了される作品でした。
撮影禁止ですので、何てお伝えしてよいのかわかりませんが、
美しさが心に響くんです。古いモノの中にある美しさの響きが。
白いパイプなんだけど、どこかハンス・コパーに似た土の風合いだったり、
細かな手作業もさることながら、フォルムがとってもセクシーで、
今、どんな作家さんが同じようなパイプを創っても、絶対に敵わないだろうとさえ思います。
売ってくださいとまでは恐れ多くて言えませんが、
このパイプをポスターにしてほしいなぁ~なんて、本気で思ってしまいます。。。(=゚ω゚)ノ
やっぱり凄い。
残念ながらこちらの企画は今月27日までのようですが、是非いつかもう一度開催していただきたいですね。♪
萬古焼に限らず、内田さんのここでしか買えないスツールなどがあったり、
とっても美味しそうなケーキなどが食べられるcafeスペースもありました。♪
地元の方はもちろん、多くの方にご覧になっていただきたい素敵な空間。(゚∀゚)
帰りには本を買って。
中身に興味津々。 今から楽しみです。♪
franka…
Read More >昨日は四郷文化祭でした。
今年の西日野町青年部は、みたらし団子とたいやきの販売。
大好きな人たちと大好きな地域の方のために活動出来るとても幸せな時間でした。(^^)
何か新しいことを企画して世の中を面白くしようとすることも大切だと思うし、
世の中はSNSなどによってコミュニケーションはどんどん多様化しているけど、
こうした僕たちが子供のころからある大切な文化を継承していくことは、
単につながる喜びではなく、本当の意味での心の喜びにつながると実感いたします。
僕たちは時代の中のわずかな時間しか生きていけないことを知っています。
だからこうした文化をいい形で残し、次の世代に引き継いでいけたらと思っています。
朝から立ちっぱなしでお昼休憩も取れなかいほどバタバタでしたが、
だからこそ、その後に飲むお酒は最高にうまい!(^^)
franka…
Read More >
仕事で鳥羽まで。
伊勢から鳥羽までなら37号線の方が早いということで向かったのですが、
途中の看板に出てきたのが、四郷小学校の文字。
『へぇ~、伊勢にも四郷ってあるんだ~』と思いながら、通り過ぎたすぐあとに目に飛び込んできたのが、『茅葺屋根の集落!』
観光用でもないし、住んでる気配も感じないし、なんだろな?っと気になって調べてみると、『神宮司庁神宮神田事務所』となってました。
神宮司庁は、伊勢神宮の祭事や事務を行っている機関になります。
「祭主」、「大宮司(だいぐうじ)」、「小宮司(しょうぐうじ)」、「禰宜(ねぎ)」等の神職関係者は100名程です。
その他、事務職員や神宮の警備職員、神宮の博物館や美術館、図書館等で仕事をする人、お札や御守を作る人、森林や神苑(しんえん)を管理する人など、様々な職員が500名から600名程が働いています。
知らなかったなぁ~。
こういう歴史的な建物を目の当たりにすると、長い歴史の中で、今をいきているんだなぁと思うわけです。
ところで世界で一番古い土器は、アフリカやインド、中国だと思いきや、日本の縄文土器で1万6千年前のモノだそうです。
南アジアや西アジア、アフリカが約9千年前、ヨーロッパが約8500年前のモノで、日本は飛び抜けて古いそうです。
すごい話ですよね。
歴史を知ることは、日本人としての自分を知ることにつながると言われます。
繊細なモノづくりを心掛ける意識、助け合い、平等、奥ゆかしさ・・・。 争いや失敗を重ねながら、築き上げてきた文化、マインド。
世界がどんどんグローバルになろうとも、日本の自然や文化、つながりに触れたとき、やっぱり幸せを実感するんじゃないかな?なんて思います。
日本の建築は今後益々木造が面白くなるでしょうね。
franka…
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