徳川美術館へ。
庭に咲く朝顔を全て切り取り、床の間に一輪だけ朝顔を生けて秀吉を深く感動させたのは千利休の有名な話。
その千利休が切腹前の最後の茶会で使用し古田織部に渡った竹茶杓や、楽茶碗。
既成の価値観を否定した利休の道具は決して高価なモノではなかったとのこと。
実際に見てきた感想は、質素ではなく豪華でもない上質さを感じました。
高価な道具を揃えてもその人の内面が乏しければ、かならず目立ってしまうと思う。
だから知恵と自信、そして謙虚さを持ち合わせた利休自身が上質な人なんだと思うし、
道具も上質になるような気がします。
休憩場所で出会った生け花。
華やか場所ではないのですが、とても素敵でした。
akira…