近くて遠いとはこのことだなぁ~と、ようやくBANKO-archive-design-museumに行ってきました。
内田さんの作品は懐石の名店『呼月』や、『ギャラリーやまほん』をはじめ、さまざまなところで拝見してきましたが、
こちらは萬古焼を内田さんの視点で紐解いたミュージアムとのこと。
とても貴重な陶芸作品をはじめ、これ陶器?と目を疑るような作品、
戦前から戦後、そして現在に至るまでの萬古焼の大きなうねりのような産業としての背景を、
知ることができました。
しかし、それ以上にとても楽しみで見たかったもの・・・
それが11月28日まで開催されている企画展 「白いやきもの -こんなにあるんだ? 器ではない日用品の陶磁器-」展。
これがよかったぁ~。♪
内田さんがさまざまな国でこれまで集められてきた陶磁器というものがどういうモノなのか?
どういったフィルターで選ばれたものなのか?
凄く興味がありまして・・・(゜-゜)
まぁ、内田ファンなんだろな。僕は・・・。
中でもとびっきりのモノがありまして、それが『オランダのパイプ』 (-。-)y-゜゜゜
一目見てすぐに目を奪われました。
もうね、鳥肌モンですわ。(゜-゜)
『よくこんなものを、俺一人で独占して見てられるなぁ~。ルーベンスの絵を見たネロもこんな感じだったのか?
おいおい、パトラッシュと天国行っちゃうじゃねーか!』と、またバカな妄想をし始める俺。
先に進むも、2度3度と戻っては『うわぁ~ いいじゃんいいじゃん!』と、魅了される作品でした。
撮影禁止ですので、何てお伝えしてよいのかわかりませんが、
美しさが心に響くんです。古いモノの中にある美しさの響きが。
白いパイプなんだけど、どこかハンス・コパーに似た土の風合いだったり、
細かな手作業もさることながら、フォルムがとってもセクシーで、
今、どんな作家さんが同じようなパイプを創っても、絶対に敵わないだろうとさえ思います。
売ってくださいとまでは恐れ多くて言えませんが、
このパイプをポスターにしてほしいなぁ~なんて、本気で思ってしまいます。。。(=゚ω゚)ノ
やっぱり凄い。
残念ながらこちらの企画は今月27日までのようですが、是非いつかもう一度開催していただきたいですね。♪
萬古焼に限らず、内田さんのここでしか買えないスツールなどがあったり、
とっても美味しそうなケーキなどが食べられるcafeスペースもありました。♪
地元の方はもちろん、多くの方にご覧になっていただきたい素敵な空間。(゚∀゚)
帰りには本を買って。
中身に興味津々。 今から楽しみです。♪
franka…