何事も上達の近道は経験を積んだ人から学ぶこと。マネることです。
趣味であれ、勉強であれ、仕事であれ、どんな分野でも最初はマネから上達の道が始まります。
そして、そのことはあなたの住まいづくりにも当てはまります。
最初から自分の頭で理想の家を生み出すのではなく、
まずは経験者のさまざまな言葉を参考にすることから、理想の家づくりの実力が向上します。
以下は入居後の満足度の高い例や、入居前の不満の声などをまとめたものです。
もし、あなたが理想の住まいについて知らなかったことや、選択で迷うことがあったら、参考にしてみてください。
ただし・・・ 内容を端的に、わかりやすく、ストレートに伝えられるよう、少々荒っぽい文章で書いてみますので、
お読みになって気分を害すると思われる方は、途中でスルーしてくださいね。
『10の失敗例を知っておく。』
10位は、コンセントの位置と数。
9位は、ドアの位置。ドアとドアがぶつかるケースも。
8位は、自身の加齢、両親の同居に伴うバリアフリーへの配慮。
7位は、音。外部からの音、2階からの音、隣の部屋の音。
6位は、窓の位置と数。窓が届かない、窓が少なくて暗い。窓が多すぎてモノが置けない。
5位は、水回りの位置。玄関とトイレが近い。お風呂と道路が近い。洗面と脱衣を分ければ良かった。
4位は、家事動線。ゴミ出しの距離、洗濯干し場までの距離、キッチンの使い勝手。
3位は、無駄な空間。あこがれで作った吹き抜け、天井の低い収納スペース、中庭。
2位は、プランニング。階段の位置、キッチンと洗面までの距離、駐車場から玄関までの距離。
1位は、収納。収納の数が足りなかった。
『耐震性は下から考えろ!』
いくら建物が頑丈でも、地盤が悪ければ諸刃の剣だ。地震対策は、下から上へと順に考えていけ。
『家は広さではない。収納が家を広くする!』
いくら家が大きくても、モノが散乱している家は広さを感じない。
家を建てる人は必ず『収納がたくさんほしい』というが、
本当に大切なことは、収納の内部が隅々までしっかりと活用できることだ。
何をどうやって収納するかまでしっかり考えておけ。
『究極は散らからない家。収納は動線とセットで考えろ!』
風呂に入るとき、パジャマや下着を部屋のクローゼットに取りに行きたいか?
嫌なら、脱衣所に置けるように計画しておけ。
ハサミや爪切りなどの小物類も同じだ。使いたい場所にモノがあれば、片づけることも苦にならん。
『玄関収納を考えることで、部屋は散らからない。』
外でしか使わないモノは玄関までで収納しておけ。
家の中への持ち込みが減って、部屋の散らかりを未然に防ぐことが出来る。
『風水では玄関に鏡を置くと良い。』
身だしなみのチェックができて、厄除けともなれば一石二鳥だ。ただし正面には置くなよ。
出来れば壁に固定した方がいい。置いた鏡はホコリがたまり、案外掃除が大変だったりする。
『間取りはダイニングを中心に考えろ!』
人はダイニングで過ごす時間が一番多い。間取りで失敗しないためにはダイニングを中心に考えることだ。
『満足度の高い間取りは移動距離が短い。』
移動距離の長い家はストレスが溜まる。なるべくコンパクトにしろ。そうすれば費用も抑えられる。
『キッチンはレモンティーの法則で考えろ!』
来客にレモンティーを用意するまでの行動を想像してみろ。
湯を沸かす⇒カップソーサ、ティースプーンを用意する⇒レモンを取り出す⇒洗う⇒カットする⇒配膳する・・・
何をどこから取り出し作業する?この動作の距離が短いほど、使い勝手がいい。
『洗面と洗濯干し場はパジャマの法則で考えろ!』
朝起きて、パジャマを脱いでから夜再び着るまでの行動を想像してみろ。
脱ぐ⇒洗う⇒干す⇒取り込む⇒たたむ⇒しまう⇒着る・・・
干す場所が遠い家と近い家とでは、約10分の違いが出るそうだ。毎日の10分が1年で60時間の差となる。
『断熱でもっとも大切なのは窓サッシ。』
驚くことに日本の住宅の8割がアルミニウム製の枠に一重(単板)のガラスを使った窓の家だ。
今は性能の良い窓サッシがたくさんあるから、しっかり性能を確かめて賢い選択をしろ。
毎月の光熱費はバカにならんぞ。
『太陽光発電はつけるべきか?』
太陽光発電を損得で考えるやつは付けない方がいい。得にならなければ後悔するだけだ。
地球環境への影響や災害時を考えての設置ならご褒美となる。どっちが幸せかわかるだろ?
『冷暖房設備で喧嘩』
電気料金の値上げや節電傾向により、冷暖房をつけるつけない、
温度を上げる下げるの喧嘩が増えたそうだ。
気密の悪い家は、家の外で冷暖房を使うのと変わらないということに気が付かない。
『生ごみ置き場』
生ごみの保管場所は室内2割、室外8割だ。
やはり匂いの出るものは外に保管したいというのが人の心理だろう。
ならば勝手口の近くにゴミ置き場を設置することが一番妥当と考えるべきだ。
『雨の日の室内干し』
雨の日は組み立て式の洗濯物干しを利用するというやつに限って、物干しの保管場所までは考えていない。
だったら、はじめから屋根のあるバルコニーやテラスなど、干すスペースをしっかりと考えておけ。
『インテリアのプロのテクニック』
プロのインテリアデザイナーが口を揃えて言うのは、照明と植物がインテリアの質を引き上げるということ。
他人が力を注がないからこそ、自宅のインテリアがより引き立って見えるということだ。
豊かな時間を過ごすコツは些細なことから可能だと覚えておくといい。
『椅子』
家の内装にゴチャゴチャとお金を使うなら、軽くて本物の椅子を一脚だけでいいから持っておけ。
それだけでセンスがあると勝手に思ってもらえるし、本物ならば価値も増してくるはずだ。
『増えてくモノと減ってくモノがある。』
欧米や欧州では内装の仕上げ材として自然塗料を使うことがもっともポピュラーだ。
日本でも今後5年以内に内装素材として自然塗料が必ず増えてくる。
コストが抑えられ、アレルギー体質の方からの要望も増えてくるだろう。
なによりDIYで出来ることも、今後普及する要因の一つだ。
『インテリアを向上させるテク』
自分の好きなテイストのインテリア空間をつくるためには、
取っ手やスイッチ、フックといった細かいパーツを取り入れろ。細部に宿るモノがこだわりだ。
『和室は必要か』
和室のない家が増えてきたが、小さくても和室はあった方がいい。
日本人なら畳や床の間などに触れることで、癒やしにつながるDNAを持ってるからだ。
今はわからなくても、いずれわかる時が来る。
『たどり着くデザイン』
人は洋服や食べ物と同じように、インテリアの趣味嗜好も変わる。
しかし、時を重ねても変わらない素敵なインテリアがあるのも事実だ。
そこにある一つの答えとしては、多くの人から長く愛されてきたもの。例えば和モダンやCHICなフレンチスタイルだ。
どちらも共通して言えるのは、穏やかなインテリアである。
『建物と庭は必ずセットで考えろ』
家だけ立派で庭がみすぼらしいのは、綺麗な服を着ていも、足元の靴がみずほらしいのと同じだ。
家が古くても庭が綺麗に手入れしてあるだけで、家も綺麗に見えてくるものだ。
『駐車スペースには屋根を付けておけ』
雨も降れば雪も降る。梅雨もあれば台風も来る。灼熱の夏もあれば、霜が降りる冬もある。それでも車に乗るんだろ?
朝起きて雨だ雪だと嘆いてるやつより、先のことを考えられるぞ。
っとまあ、こんな感じで書いてみました。
かなり僕の主観も入ってしまいましたが・・・ (*´з`)
お伝えしたいことはもっともっとありますので、また時間のある時に続きを書いていきますね。
franka…