毎年、すずらんと同じころに開花する淡いピンク色の野花がある。
調べてみると、もともと北アメリカから観賞用に持ち込まれたらしく、
今では帰化して道端なんかでも見られるようになった花とのこと。
そして名前が、桃色昼咲月見草(モモイロヒルザキツキミソウ)。
ん?
爽~健ー美、茶!っと脳内ミュージックがこびり付く。。。
綺麗な蓄音機型の花とマロニーサイズの華奢な茎。
ふいに飾りたくなり、
ミルクポットのような花瓶にザクっと入れて、テーブルにポンと置く。
自粛、リモート、飛び交う感染話、、、
旅行も美術館も外食も控えることで潤いが失われ、
ああ、やっぱり人間って身体半分、心半分で生きているんだなぁと実感した。
ラジオから聞こえる明日から梅雨入りのアナウンス。
bill evansのwaltz for debby やjanis ianのwill you danceといった自分なりの雨の日の曲を流し、
質量の感じないふわっとした時を過ごすのも悪くはないと自分に言い聞かせている。