仕事で鳥羽まで。
伊勢から鳥羽までなら37号線の方が早いということで向かったのですが、
途中の看板に出てきたのが、四郷小学校の文字。
『へぇ~、伊勢にも四郷ってあるんだ~』と思いながら、通り過ぎたすぐあとに目に飛び込んできたのが、『茅葺屋根の集落!』
観光用でもないし、住んでる気配も感じないし、なんだろな?っと気になって調べてみると、『神宮司庁神宮神田事務所』となってました。
神宮司庁の役割り
神宮司庁は、伊勢神宮の祭事や事務を行っている機関になります。
「祭主」、「大宮司(だいぐうじ)」、「小宮司(しょうぐうじ)」、「禰宜(ねぎ)」等の神職関係者は100名程です。
- 小宮司=大宮司の補佐職(神職の代理長)
- 禰宜=小宮司・宮司の補佐職
その他、事務職員や神宮の警備職員、神宮の博物館や美術館、図書館等で仕事をする人、お札や御守を作る人、森林や神苑(しんえん)を管理する人など、様々な職員が500名から600名程が働いています。
知らなかったなぁ~。
こういう歴史的な建物を目の当たりにすると、長い歴史の中で、今をいきているんだなぁと思うわけです。
ところで世界で一番古い土器は、アフリカやインド、中国だと思いきや、日本の縄文土器で1万6千年前のモノだそうです。
南アジアや西アジア、アフリカが約9千年前、ヨーロッパが約8500年前のモノで、日本は飛び抜けて古いそうです。
すごい話ですよね。
歴史を知ることは、日本人としての自分を知ることにつながると言われます。
繊細なモノづくりを心掛ける意識、助け合い、平等、奥ゆかしさ・・・。 争いや失敗を重ねながら、築き上げてきた文化、マインド。
世界がどんどんグローバルになろうとも、日本の自然や文化、つながりに触れたとき、やっぱり幸せを実感するんじゃないかな?なんて思います。
日本の建築は今後益々木造が面白くなるでしょうね。
franka…