春も進みましたね。
暖かくなって暖炉もしばらくお休みといったところです。
先日、材木屋の方と話をしておりましたら、
「以前までは秋冬の季節になると、一般の方が暖炉のマキとして木材を分けてもらえないかと来ていたのですが、
最近では夏でも貰いにくるようになって、ちょっと競争のようになってますよ (笑)」
なんて話をしておりました。
暖炉には広葉樹を使うイメージだったのですが、松やヒノキといった針葉樹も使うのかとちょっと驚いたのですが。。。
理由は松やヒノキからはヤニが出るので、燃やしたときに暖炉にこびり付いて取れなくなるからです。
ヤニというと松脂(マツヤニ)というイメージだと思うのですが、松以外にもヒノキ、杉にもヤニは存在します。
ただ、松ほどヒノキはヤニが少なく、ヒノキより杉はヤニが少ないので、松の印象が強いのも無理はないのですが。
暖炉はお手入れが大変なので、マキに針葉樹を使う場合はなるべく杉を使用されるといいと思います。
ところで、1/f ってご存知ですか?
モナリザやI Padに黄金比が使われているように、名刺やコピー用紙に白銀比が使われているように、ジャクソン・ポロックのドリッピングや森の木にフラクタルが存在するように、
暖炉の火には 1/f(エフ分のイチ)ゆらぎというものが存在します。
このfというのは周波数を指すのですが、ある一定のゆらぎをもったものには、人間や動物などの生体に心地よさなど快適な感覚を与えてくれると言われております。
周波数ですので、音楽にも1/fは存在します。
おしゃれなカフェで流れるジャズやボサノバなどの音楽には1/fの振動周波数のものが多いので、居心地がいいと感じる方も多いのではないでしょうか。
庭の木が眺められたり、観葉植物がところどころに置かれてあったりするとバッチリですよね。♪
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