今回、東京へ来た目的は「NPO法人 ホウ素系木材保存普及協会」会合への参加です。
会場は「学士会館」。
東大発祥の地であり、学士会のために造られた建物。
大正時代に工事が始まり、昭和3年に竣工。
戦時中は日本軍に提供され、戦後はGHQの高級将校の宿舎や将校倶楽部として使用されていたそうです。
マッカーサーも寝泊まりしてたのかなぁ~なんて考えながら中へ。
レッドカーペットが格調の高さを感じさせます。
左の方が理事長の荒川先生。
東京大学工学部応用化学科卒業。フルブライト留学生として渡米し、Cornell大学化学科博士課程終了。 理学博士。
そうか、荒川先生、学士だったわ。
以前に食事をご一緒させていただいたことがあって、とても気さくに話をさせていただいたので、この日は「釣りバカ日誌」のスーさんが鈴木建設社長となって登場したように思えてきた。
理事の方は製油会社の代表者などさまざまで、共同開発の検査結果や進捗状況などの確認の場といった感じです。
そんな会合のため、フランカ建築設計の肩書きでは市場に近いことから参加出来ず、今回はK さんが代表を務める「一般社団法人 温熱環境研究所」の「三重支部長」として参加。
大学や国の検査機関での試験データなど、内容を詳しくお伝え出来ないのですが、
「19世紀は鉄の時代」「20世紀はプラスチックの時代」「21世紀は木の時代」と言われており、
その代表格と言われるのがセルロースナノファイバー(CNF)やリグニン。※夢の新素材とか最新ハイテク素材などと言われています。
これらは「無名でもすごい超優良企業 講談社+α新書」に詳しく書かれております。※かなり面白いですよ!
そんな開発の場にいるような臨場感溢れる会合でした。
その後の食事会にも参加させていただき、お聞きした話も面白くて、桜のようにパワーも満開の一日となりました。