子供たちも夏休みに入り、早いところではすでに夏祭りが始まっているようですね。
僕は四日市の西日野青年団・祭心会(大念仏)のメンバーに加入させていただき、今年で6年目を迎えました。
主には大念仏祭りや盆踊り、文化祭や子供神輿のお手伝いなどの活動を行っているのですが、なんと言っても大念仏祭りは待ち遠しくなります。
大太鼓や大鐘をみんなで支えあいながら練り歩く大念仏。1人当たり40キロくらいの負荷を約2時間ほど交代しながら担いでいきます。
毎回、終わった後の疲労感もすごいのですが、職種も年齢も違うメンバーとの団結によって仲間意識が深まり、心の底から喜びに包まれます。
楽しいことはお金を払えば得ることが出来ますが、喜びは苦労の先にしか得ることが出来ないと、あらためて教えてくれる気がいたします。
ちょっと話は変わって、先日、青色防犯パトロールに参加してきたのですが、青パトの車が日本財団の寄付によって新車になったそうです。
日本財団といえば、熊本地震の震災発生から9日後には熊本城の修復へ30億円の寄付を行うと発表し、なぜ真っ先に熊本城の修復なのか?と話題になりましたよね。
日本財団「熊本地震 第一弾支援策」の内訳
日本財団 http://www.nippon-foundation.or.jp/who/mission/
日本財団は東日本大震災発生後において、様々な義援金や支援金の寄付や人道支援を行っていたのですが、
震災発生後の半年が経過した頃から、神社やお祭り道具などの文化財保護の支援を行い始めました。
日本財団まつり応援基金 http://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/matsuri/
すると・・・ 神社やお祭り道具が揃ったことで地元のお祭りが復活し、それまで離れて避難していた住民が戻ってきたのです。
そこで日本財団は「文化財や文化への支援は、人々の心の支えや希望になるものだ」と確信するのです。
今回の熊本地震での支援においては、この東日本大震災で得た経験と教訓を活かし、
「被災者の生活に必要な緊急支援とあわせて文化財の保護にも予算を充てる」として、熊本城の修復をいち早く発表したということです。
日本財団は知っているのです。熊本城は熊本県民の誇りであり、希望であることを。
そして、犠牲を払った人々ほど、たくさんのことを達成することが出来るということを。
観光は光を観ると書きます。光とは人の笑顔。笑顔溢れるところには人が集まり、人を幸せにしてくれるということを。
フランカ
フランカに直接届くご連絡フォームを用意しました。