お客様との打ち合わせにおいて、一番の悩み、ストレスを感じていると言われることがあります。
みなさん必ず言われる言葉・・・・。 それは「収納」です。
「モノが増えすぎて、しまう場所が無いんです」
「片づけても片づけても全然片付かなくって、それがすごくストレスになってます」
また、片付かないことが原因で、
「子供や旦那に 片づけることばかり叱ってます」
「何がどこにあるのかわからないくらいゴチャゴチャになって、いざ必要な時にどこにあるのかわからない」
なんてお話もお聞きします。
この悩みは今も昔も一番です。
中には、収納量は十分確保出来ているのに、収納で悩んでいる方もおられます。
粗大ごみに出したのに、それでも片付かないという方も。
では、なぜ収納に対する悩みは無くならないのでしょうか?
その理由は、実は「収納の量」よりも「場所と活用方法」に原因があるからです。
Frankaにて過去にお引き渡ししてきたお客様のお宅におじゃましますと、みなさん本当に綺麗に暮らしておられます。
もちろん収納に関して「ああしておけばよかった」などのお言葉をいただいたことはございません。
逆に、「これがよかった」「これが便利なの」と言っていただくことがあります。
これらは、原因がはっきりしていることに対して対応するという極めて単純なことだと思っております。
私たちの業界には昔から、キッチンには「レモンティーの法則」というものがあったり、
洗面室に「パジャマの法則」というものがあって、
収納に関しては「場所と活用方法」というものがあります。 あっ、ゴメンナサイ。これはFrankaの方法です。(^_^;)
例えばお客様が来られてレモンティーをお出しすることを想像してください。
お湯を沸かし、カップ&ソーサ、ティースプーンを用意してレモンをカットしお出しする。
ガスレンジ(IH)、冷蔵庫、食器棚、まな板・・・
この動作、距離が短いと良いとされております。
パジャマの法則は、脱ぐ、洗濯する、干す、たたむ、しまう、着る・・・ これを繰り返すわけです。
こちらも、この作業距離が短いと良いとされております。
いかがでしょうか? パジャマにおいては、かなりの距離を移動している方もおられるかもしれません。
特に朝の時間帯は忙しく、干す作業だけでも大変です。 それを毎日ですから。。。
収納に関しては「場所と活用方法」に対応することとお伝えしました。
それは、現在持っているモノと、これから必要になるモノを把握し、
適材適所に収納を設け、その収納をフルに活用するということです。
フルに活用するとは、たくさんの本がある場合、本棚が無ければ本は積み重ねになり、下の本は取りづらくなりますよね。
すべてが当たり前のように思われるかもしれませんが、多くの方は、収納をうまく活用できていないことの方が多いのです。
事実、収納を開けると、スペースはあっても棚が無かったりってことはありませんか?
場所というのは、適材適所に収納があることです。
逆にいうとむやみやたらに収納があっても意味がなく、建物が大きくなる一方です。
そして、モノを減らすと考える方もみえますが、
モノを処分して、また必要になり購入したという経験があるのではないでしょうか。
こうしたことを繰り返すことも、家は3度建て替えて初めて満足するという言葉が存在するのかもしれません。
収納をお考えの際は、「場所と活用方法」を意識してみてください。
ご相談はinfo@franka.jp まで Frankに・・・ (^_-)