タイル貼りのお風呂は毎日の入浴を特別な気分にさせてくれます。♪
今はユニットバスが主流ですが、そのユニットバスを開発したのは実は日本です。
1964年の東京オリンピックが開催される前の日本は高度成長期と重なり人手不足で、ホテル建設などが間に合わな事態となりました。
それまでの左官職人によるタイル貼りのお風呂を造っていては到底間に合わないため、ゼネコン主導のもと、メーカーと開発されたものがユニットバスです。
同じような話で、ダイニングキッチンがあります。
細かくいうと2DKとなるのですが、
戦後、焼け野原となった日本の復興が始まり、都心部には労働者や疎開先から人々が戻ってきました。
戦災復興院から建設省となり、高度成長の始まった都心部では、人々の住まう場所として団地が作られます。
コンパクトで使い勝手もよく無駄がない間取りは出来ないか?
そこで考えられたのが2DKであり、当時のプロジェクトを引率していたのが元、日本住宅公団副総裁の尚 明(しょう あきら)さんです。
この2DKという間取りは、世界でも高く評価され、さまざまな国で取り入れられております。
この尚 明さん。 奥様は料理研究家の尚 道子さんという方で、たこさんウィンナーを考案された方です。
そして尚 道子さんの妹は、料理の鉄人にて「美味しゅうございました」とインパクトのある言葉を残された料理評論家の岸 朝子さんです。
高度成長期の日本の話ですが、なんだかパワーを感じますね。♪
franka…