山で伐採された杉の木が運び込まれる場所。
白一色の杉の木と、
鉛筆のような赤い芯を持った杉の木。
杉は、この赤いところが強いんです。
硬いってこと。
今は地域の木材を利用した住宅には補助金を出しますよ、とか色々あって、
でも、じゃあ、利用しましょうとはいかない。
その理由が、昔の秋田県での欠陥住宅問題。
県や地域の銀行などが第三セクターを作り、秋田杉を使って建てた家のほとんどが欠陥住宅となって大規模な訴訟になったことは、凄い問題だなあと今もしっかり記憶に残っているから。
木というのは植物ですから、花と同じように太陽のある方に向かって伸びようとします。そして育った年数だけ伐採後も生き続けると言われているのですが、
住宅の柱となった後も、右や左へと傾こうとするのです。
これが欠陥につながる大きな原因。
ちゃんと自分の目で見て確かめないと嫌なんです。
ちゃんと正しい知識を生の声で聞かないとダメなんです。
とりあえず動いてみる。
それで何もなくても、何もないことも成果。
こと、建築に関係したことだけですが、、、