家を建てられた後、収納への不満を口にされる方は、今も昔も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、収納に対するちょっとしたルールについてお伝えしたいと思います。
まず大切なことは、収納から視点を外し、モノを考えるということ。そうしないと収納に対する答えが見つけづらいからです。
例えばあなたのお家ではハサミの収納場所は決まっていますか?
決まっているという方、決まっていないという方、どこにあるのか知らないという方、
ほとんどの方は1本のハサミを想像されたのではないでしょうか?
キッチンで料理をしながら使うハサミといえば、キッチンハサミですよね。
裁縫をしているときには裁縫ハサミ、紙を切るためのハサミや、植物を切るためのハサミ、髪を切るためのスキバサミをお持ちの方もいるかもしれません。
でも、これって使う用途が違うだけで、全部ハサミですよね。
ハサミ1つで、こんなに種類があって便利な世の中なのですが、種類が増えた分だけ、モノがどこにあるのかがわからなくなるということが多々あります。
ここで1つのルールが見えてきませんか?
モノは使う場所に応じて、その場所の近くに収納すると便利だということが。
便利=見つけることも片づけることも簡単だということです。
もう一つ例えで言いますね。
夏本番を迎えたこの時期、マリンスポーツを楽しまれる方もたくさんおられると思うのですが、大半の方はキャンプ用品をお持ちになっていますよね。
キャンプ用品って、イスだけではなくバーベキューセットやテントやランタンなど、あれこれ揃えたくなる傾向がありませんか?
では家を建てられる時、どこに収納されますか?
ほとんどの方は、家の玄関までで、ガレージや倉庫に収納されることを想像されたのではないでしょうか?
先ほどと同じように、使う場所に応じてその場所の近くに収納すると便利なのですが、外で使用するモノは、家の玄関までで収納を考えるということです。
これらは、モノから考える収納についてのお話しです。でも、それだけではありません。
大きくカテゴリー分けをしますと、
1、モノから考える収納のルール
2、暮らしの変化から考える片付けのルール
に分けられます。
2つ目の暮らしの変化から考える片付けのルールというのは、子供が誕生してから幼稚園(保育園)、小学校、中学校、高校、大学(独立)、結婚・・・や、1年を通じたイベント事、端午の節句やクリスマスなど、
それぞれの時代に使われるモノを再確認することでモノを片付けやすくし、家の中を綺麗に保つためのルールです。
長くなりますので、今回はここまで。
次回はこちらの2つを更にカテゴリー分けした内容について触れたいと思います。♪
フランカ・・・
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