『一番大事にしてきたことは手応えです。手応えを感じた絵は自分はいいと思うんです。手応えが感じられなければ私は悪いと思うんです』 中川一政
私たちは作家ではないので、この言葉の中にお客様の手応えを乗せ、
2つの手応えが横一直線の天秤棒のようになると、それはそれはハッピーなわけです。(^^)
フランカの軒天の仕上げ材は、無垢の床材と同じように一枚一枚丁寧に大工さんが取り付けたもので、
この仕上げの手応えはお客様と横一直線の天秤だと感じております。
その理由は、出来栄えの良し悪しだけではなく、お客様に材料を原木の状態から製材、加工などの画像をお見せしているから。(^^)
お寿司屋に行って、『今日のまぐろは〇〇で捕れた〇〇〇kgのこいつなんです!』って写真を見せられると、
いつもより味わって食べるでしょ? (^^)
でも、多くの場合は、それを付加価値としてお客様に見せることで、『だからこの金額なんですよ!』ってなったりする・・・Σ(゚Д゚)
フランカの場合だと、そうじゃない。(>_<)
お互いに手応えを感じること、喜んでいただけること、感動していただけると思うことであるならば、
限られた予算の中でも達成してあげたい。。。
でも、この軒天の羽目板の場合だと、材料コストも職人さんの手間も掛かります。
ならば、出来ることは自分たちで行い、材料の仕入れコストを如何にして削るかとなるわけで、
結果、いくつかの中間業者を飛び越え、丸太から加工をお願いすることでコストカットし、お客様に提供しております。
産地をお伝えしたり、画像をお見せしたりするのは副産物であり、プラスのサプライズと言うわけです。♪
しかし、取引していただくまでが大変でした。。。(゜-゜)
飛び込みで何度も足を運ぶも断られ。
それでも近くに寄ったからと顔を出し、留守の時には手紙を書いて。
お酒を持って行ったときに、『僕は飲まないんだわ』と、
当てが外れたんだけど、そこからです。金額を出してもらう約束になったのが・・・ ヽ(^。^)ノ
それが今では敷地の一角を塗装用の作業スペースとして貸していただける関係になり・・・ !(^^)!
そんなこんなで昨日、『やまぐちさん!出来たよ~!』っと連絡をもらい、
“ゲッ!凄い枚数!” \(゜ロ\)(/ロ゜)/
ローラーと刷毛とウエスを使い分けながら、一人でせっせと塗っておりました。
ちなみに杉板フェンスの材料もこちらで加工し、塗装しております。
franka…