伊東 豊雄さん設計の、みんなの森 岐阜メディアコスモス(岐阜中央図書館)への来場者数が
予想を大きく上回る来場者数が続いているとのこと。
メディアでも大きく取り上げられていることから、他府県からの視察目的で来場される方や、
日本を代表する建築家の作品を一目見ようと建築探訪に訪れる方も少なくないと思います。
そこで意外と知られていないんじゃないかな?って思うのが、交差点すぐ斜め前にある岐阜市民会館。
この建物を見て『ん?サヴォア邸に似てる?』なんて思った方、スルドイです。(^^)
近代建築の巨匠、ル・コルビュジエに師事し、モダニズム建築を実践した坂倉準三(岐阜羽島出身)による約50年前の作品です。
ル・コルビュジエと言えば、昨年、国立西洋美術館を含めた7カ国、17施設が
「ル・コルビュジエの建築作品」として世界文化遺産に登録されたことで話題になりましたが、
そのコルビュジエの考案したドミノシステムや、
近代建築の5原則として主張した(ビロティー、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面)などが、
この市民会館には、坂倉準三の設計によってビッシリと詰め込まれておりますので、興味のある方は
是非外観だけでも覗いてみてください。♪
ちなみに高校生の時、ジェイルハウスってとこでコンサートの設営準備のアルバイトをしてて、
この市民会館にも何度も訪れました。
さまざまなバンドのリハーサルから本番までタダで見れて、しかもお弁当も食べられて、お金までもらえる。(=゚ω゚)ノ
社会に初めて関わる経験が、なんとも浮ついた気持ちからでしたが、
そんな記憶がよみがえってくる建物です。♪
franka…