住宅ローン の借り換えの前に検討することとは?
日銀のマイナス金利の影響から、これ以上下がることがないだろうと言われていた住宅ローン金利も
ついに0.5%の商品まで登場しました。
金融機関に行くと「今なら優遇金利○.○%」なんて宣伝もされておりますので、
自分の借りた時の金利と比較して、借り換えのチャンスだと思われる方も多いのではないでしょうか?
私もよく“借り換えしたほうがいいのか?” と聞かれることがございます。
正確な答えは金融機関にて調べていただくこととなりますが、
検討に値するかどうかの判断として2つの基準をお伝えしております。
1つは、金利が1%以上低くなっているか。
もう1つは、借入の残金が1000万円以上、もしくは10年以上残っているか。
この2つの基準どちらも該当する場合においては借り換えの検討があります。
しかし、いざ借り換えしようと思っても、書類手続きや手数料、税金、抵当権設定の登記費用など、
手間と時間、費用が発生しますので、いろいろ動いたけどそれほど対費用効果はなかったなんてこともあります。
そこでお伝えしているのが、金利が安いからとすぐに借り換えの手続きに動かれるのではなく、
現在借入れされている金融機関にて「条件変更」の依頼から先に始めてくださいということです。
もともとは家の近くにある金融機関だったり、給与振込先であったり光熱費の引き落とし銀行であったりと、
利便性を考慮して現在の金融機関を選んだところもあるはずです。
ならば、現在利用中の金融機関のローン担当者に、
金利の引き下げや返済期間の変更など「条件変更」してほしいことを伝え、
可能かどうか審査していただくことの方が良い場合が多々あります。
なかなか銀行のローン窓口に行くということに抵抗がある方も多いようですが、
借り換えをご検討中の方はまずは「条件変更」の相談から。
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