「日本が誇れる名建築と言えば?」と質問されれば、東京カテドラルと答えるだろう。
しかし、だろうと言ったのには意味がある。
それは、
実際に見たことがない。。。
なんじゃそりゃ!である。
ということで、ホテルを早々に引き上げて事務所に荷物を置かせてもらい、出発前にコーヒーをいただきながら、代表理事のKさんと、
K さん「ところで山口さん、何を見に行くの?」
山口「いろいろ行きたいところがあるんですが、カテドラルがメインです。」
K さん「あ~ カテドラルかぁ~ 僕は中学高校と6年間、隣にある学校に行ってたから、毎日のように見てたよ!笑」
はぁ~? である。
世界に誇れる名建築という僕の価値観が飛んでいく・・・
言うなれば、憧れの三ツ星レストランでの予約の当日に、子供のころから毎日のように食べてたよ、みたいな・・・
なんだかちょっと恥ずかしい。。。
凄いなぁ~ 東京の人。
K さん「今は校舎なんかも新しくなってて、グラウンドの下が体育館になってるみたいだよ!」
またまた はぁ~? である。
落とし穴の下が体育館になってるみたいな・・・
どんな構造になってるんだと。さっぱり想像がつかない。。。
凄いなぁ~ 東京。
ということで、東京カテドラル聖マリア大聖堂。
竣工:1964年12月
設計:丹下健三.都市.建築設計研究所
施工:大成建設
神田川桜並木を眺めながら
縦に並んだ4つの鐘、塔には直線でのひねりがあります。
地上の十字架と言われるように、空から眺めると十字架が表れてくる。
Read More >